医用生命工学コース

医用生命工学コース
ホーム > 学科・コース紹介 > 医用生命工学コース

医用生命工学コース

生命科学と医療分野への応用としての情報・医療システムの構築

バイオインフォマティクス、ゲノム科学、システム生物学、医用システムに関する知識や実験技術、情報処理技術を学び、生命科学・医療への応用を指向したシステムを構築し、新産業を生み出す能力を養います。ライフサイエンス・医歯薬分野のメーカーや関連のソフトウェア会社が求めるシステムエンジニア、データアナリスト(臨床データ・ゲノムデータ解析など)を育成します。

キーワード

医用工学、創薬、バイオインフォマティクス、システム生物学、ゲノム科学、生物統計

養成する技術者像

生命科学と医療への応用を指向した情報システム・医用システムを構築できる技術者

研究室紹介

竹本 和広 研究室 - 信頼できる医療AIを実現するための計算手法の開発

私の研究室では、実社会、特に医療分野おいて、人工知能を安全に活用するための技術を開発しています。
近年開発された医療用人工知能の多くが、外部(つまり第3者からの)攻撃に対して極めて脆弱です。具体的に、外部攻撃によって診断を狂わせや、診断結果を意図的に操作などあり、医療分野における人工知能の応用にはセキュリティ上、大きな問題となります。
この「騙されやすさ」の問題を回避するための計算手法の開発も研究しています。
特に、元の予測精度を保ったまま、外部攻撃に対する頑健性を向上させるための計算手法の開発を進めています。その計算手法で、安全で信頼できる人工知能を開発し、医療分野で展開を促進させたいと考えています。
医療分野における人工知能を応用することは信頼性や安全性の観点から多くの問題が残されています。
人工知能の信頼性評価と安全性向上のためのアルゴリズム開発を通して、人工知能と協働する医療の未来を私たちと一緒に創造しましょう。